第1回住民委員会<

会議録

南部のごみ問題を考える住民委員会 第1回会議録(要旨)
日時:平成16年5月25日(火)午後7時〜8時30分 場所:南部総合福祉センター
出席者: 委員17名(欠席1名) ・会長、事務局7名 記者2名 合計26名
1.委嘱状交付   南廃協会長 金城豊明(豊見城市長)より交付を行った。
2.会長あいさつ

3.委員自己紹介(17名)

議事

(1)住民委員会設置要綱  事務局より説明

(2)委員長、副委員長選任について

事務局が出した腹案は白紙に戻すことになった。
次回の会議までに、事務局の方で再度調整して委員会に図ってはどうかとの
提案があり、全員が了承した。

(3)会議の運営ルールについて  事務局より説明(特に疑義なし)

(4)会議スケジュール  事務局案の説明

イ.会議の定例化について

協議の結果、定例会は毎月第三火曜日の午後7時に実施することで決定した。

ロ.平成16年度の取り組みについて

先進事例の研修は、他の事例(山形県長井市)も行きたい。旅費の半額くらいは自費で出してもいい。(委員)

ハ.情報の取り扱いについて

傍聴も含め、原則的には公開にしていくが、内容によっては委員長が委員に図ってから公開することもある。

(5)その他

委員同士の情報交換を密にするために、各自メールアドレスなど連絡先を教えたらいいのではないか。(委員)

議事録

委嘱状の交付

事務局

お疲れさまでございます。ご案内のとおり、4月1日から26日まで「南部のごみ問題を考える住民委員会」ということで公募15名、市町村推薦3名、合計18名の方々でこの会議をやっていきたいと思います。

早速でございますが、委嘱状の交付からしていきたいと思います。お手元の次第に沿って進めさせていただきます。

私のほうでお名前を読み上げさせていただきますので、前のほうで会長から委嘱状をいただいてください。

慶留間悟さん。

会長

 委嘱状 慶留間悟殿。「南部のごみ問題を考える住民委員会」の委員に委嘱する。任期は、平成16年5月25日から平成18年5月24日までとする。「平成16年5月25日 南部地区廃棄物処理施設整備推進協議会会長金城豊明」。よろしくお願いします。

事務局

続きまして、宮城靖一様。

会長

委嘱状 宮城靖一殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

続きまして、川井義喜様。

会長

委嘱状 川井義喜殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

続きまして、吉田恵様。

会長

委嘱状 吉田恵殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

神谷康弘様。

会長

委嘱状 神谷康弘殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

下地頼子様。

会長

委嘱状 下地頼子殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

知名定一様。

会長

委嘱状 知名定一殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

新垣正春様。

会長

委嘱状 新垣正春殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

大城順子様。

会長

委嘱状 大城順子殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

仲宗根萩枝様。

会長

委嘱状 仲宗根萩枝殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

森山真澄様。

会長

委嘱状 森山真澄殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

仲間理様。

会長

委嘱状 仲間理殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

大城秀雄様。

会長

委嘱状 大城秀雄殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

富永尚信様。

会長

委嘱状 富永尚信殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

花城勇栄様。

会長

委嘱状 花城勇栄殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

花城清元様。

会長

委嘱状 花城清元殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

諸見里米子様。

会長

委嘱状 諸見里米子殿。以下同文です。よろしくお願いします。

事務局

以上、今日は17名。小川直也さんは欠席でございます。

続きまして、南部地区廃棄物処理施設整備推進協議会会長の金城豊明豊見城市長からご挨拶がございます。

熱意と行動力で活発な討論を期待する

会長

ご苦労様でございます。南部地区でいろいろご活躍されている皆さん方が、今回の委員になっていただいて感謝しております。また、先ほど委嘱状の交付をさせていただいて、感謝しております。今、紹介いただきましたとおり、私は南部地区の廃棄物処理施設整備推進協議会の会長、豊見城市長の金城でございます。よろしくお願いいたします。本日、「南部のごみ問題を考える住民委員会」の発足に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

近年、ごみ処理施設整備をめぐる問題は、地球環境の関心の高まりの中で全国各地で社会問題化しております。私共の南部地区においても10カ市町村で3施設組合、いわゆる糸豊、島尻、東部の3カ所から出る焼却灰等を現下の循環型社会の中でごみ処理施設を整備し、適正な処理をしていくかは今日における喫緊の課題であり、ぜひとも解決しなければならないことだと考えております。とりわけ、ごみ処理施設に対する住民の先入観や安全性に対する不安感から、なかなか理解が得られないのが実情でございます。このことは前回、南部地区において最終処分場の建設に対する一連の問題で既にご承知のことだと思っております。発足しました住民委員会は、昨年11月29日に開催されました「ごみ問題を考える公開シンポジウム」の中で公募による住民参加で進めるべきであるとの声が多数、寄せられ、これらを受けての取り組みでございます。選考された18名の皆さまは、ごみや環境問題について熱意と行動力のある方々であり、自由で活発な委員会となるものと期待しております。この委員会で取りまとめられた結果につきましては、現在南廃協で進めておりますごみ処理の在り方や施設整備について、部会との協議や意見交換を通して事業に反映させる予定でございます。

今、市町村を取り巻く状況は、国からの三位一体改革や市町村合併の煽りを受け、ますます厳しい行財政運営を強いられており、先行きは不透明な部分もございますが、この難局に当たって委員会がごみ処理問題から廃棄物行政、私たちのライフスタイルまでの点検、見直しを行い、行政とのパートナーシップで施策の展開を図ることによって、ごみ資源を循環させる新しい仕組みが南部で実現させる第一歩になることを希望するものでございます。

なお、本日は18名の皆様に委嘱状を交付させていただきましたが、委員の皆さまには後で設置要綱等を事務局から説明させますが、今後ともよろしくご協力のほどお願い申し上げまして、南部地区廃棄物処理施設整備推進協議会会長の挨拶とさせていただきます。第1回目でございます。これから皆さま方のご協力をお願いしたいと思います。以上、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

応募の動機

事務局

お手元の式次第では委員の公聴会となっていますが、少しまだ緊張がほぐれていないようですので、私のほうで皆さま方からいただいたリポートを紹介しながら、皆さまから一言ご紹介をしていただきたいと思います。

1番目の慶留間悟さんは糸満市の方でございまして、ご本人はコスト意識に対する住民との課題の共有が大事だろうということが今回の応募の動機に書いてございます。よろしくお願いします。

慶留間委員

糸満市の慶留間と申します。ごみ問題につきまして非常に関心があったのは、子ども会を通じて、ごみを分別していく中で大人がまだまだ認知が薄い、特に糸満市はまだまだこれからだと思ったからです。他市町村を見ましても、まだ統一化されていないという状況で、また産業廃棄物処理場が沖縄県でも処分しきれない状況下になっていますので、この委員会を通しまして私も意見を述べながら良い方向にいけばということで応募しました。ひとつ、よろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、宮城靖一さん。糸満市からですが、ご本人は南風原町のご出身でございます。今は糸満市青年会議所の理事長をなさっておられます。よろしくお願いします。

宮城委員

皆さん、今晩は。私、今、ご紹介があったように住まいは南風原町にありまして、南風原町の宮城なんですが、すぐ上には那覇のごみ処理施設があるところです。今回、南部のということで、私は糸満青年会議所の理事長という職を仰せつかっております。そういう立場で今回、参加させていただきました。まず、青年会議所というのは、明るく豊かな社会を築き上げようという理念の基に、糸満のほうでは糸満市、豊見城市、東風平町、具志頭村をエリアにしていまして、40歳までの青年の集まりであります。明るく豊かな社会を築き上げようという理念の中で、やはり皆さん、ご存じのように処理施設が本当に満杯状態であるということで、やはりそういうことを青年会議所として声をあげていきたいと思い、応募いたしました。私もごみ問題についてこれからいろいろ勉強しながら、皆さんと一緒にいろんな討議をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

事務局

川井義喜さん。豊見城市からの応募でございます。環境問題・社会システムについての提言をなさっています。よろしくお願いします。

川井委員

川井でございます。自己紹介ということですので、出身は県外です。沖縄へは復帰の年に来ましたので、豊見城市に住んでもう32、3年になります。ただ、今まで仕事がこういう問題とは全く別で、JTAでパイロットをしていました。この2月に定年退職になりまして、地域の問題に関わらせていただくのは今回、本当に初めてで、右も左も分からない状態で、自身の勉強として先ずやらせていただきたいと思っております。走り使いでも何かお役に立てれば、と思います。よろしくお願いいたします。

事務局

同じく豊見城市からの選考でございます。吉田恵さん。現在、ISO14001のコンサルタントをなさっています。ごみ減量の取り組み方、プラスチックのリサイクルについていろいろ提言をなさっておられます。よろしくお願いします。

吉田委員

吉田恵と申します。今、ご紹介いただきましたように、私、現在、ISO14001という環境に配慮した企業経営していく企画の経営コンサルティングをしていまして、あとは個人的にもごみ問題に非常に関心がありましたので、今回このような住民委員会で処理場選定の前の段階から話し合いに参加できるということで応募させていただきました。私も県外出身なものですから、いろんな地方によってごみの分け方が大きく違うことですとか、地域地域でさまざまな対応があると思いますので、皆さんと勉強させていただきながら、いろいろこの委員会の中で良い解決に向けるようなことができたらと思います。よろしくお願いします。

事務局

続きまして、神谷康弘さん。東風平町からの選考でございます。リサイクルの必要性についていろいろご提言をなさっています。よろしくお願いします。

神谷委員

皆さん、今晩は。神谷と申します。住まいは東風平町志多伯でございまして、私は素直に一住民として是非このごみ問題、特に生ごみの処理を自前でやってきたんですが、試行錯誤しながらも何とか土づくりとかをやっている中で、ちょっとでも勉強させてもらえるチャンスになればと思いまして、応募しました。それと鋳物の製造メーカーに勤めておりまして、産業廃棄物はどうしても問題になってきておりますので、そういった関連の仕事、またそういう関心が少しありましたので応募させていただきました。今回、一緒に勉強させていただければ有難いと思います。よろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、下地頼子さん。東風平町からの選考でございます。下地さんはマイバックの功罪について、いろいろ提言をなさっています。よろしくお願いいたします。

下地委員

東風平町からまいりました下地頼子と申します。私は主婦の立場からごみの出し方、あるいは減量化、リサイクルの方法についていろいろと考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、知名定一さん。市町村推薦、東風平町からの推薦でございます。現在、メルパルク沖縄に勤務なさっておられます。知名さんのほうは河川環境の浄化について、いろいろ新聞投稿もなさっておられる方でございます。よろしくお願いいたします。

知名委員

皆さん、今晩は。ただいま、ご紹介いただきました知名定一でございます。この委員会名簿にはメルパルク沖縄と書いてあるのですが、私は東風平町世名城のすぐ隣の者でございます。もともと私は郵政人でありまして、38年間郵政省に勤めて、定年後安謝にある簡保レクリエーションセンターに天下っておりまして、その時にゼロエミッションが大分、企業の責任として出された時に、レストランから出る生ごみをどうしていこうかということで、かなり金をかけたのですが、生ごみの焼却炉をかなり高価で600万円を超したんですが、購入して設置しました。それを将来、那覇市の緑化の推進に少しでもお手伝いできれば、ということで進めているわけなんです。ガスが出るとか若干手を加えなければならない問題等々もあって、いまだ公園緑地課に配る段階には至っていないんですが、メーカーと今、真剣に考えているところです。郵政人でありますから、ごみについてはあまり専門的な知識もないんですが、私たちの前を流れる報得川は東風平町が源流でありますけれども、新聞にも投書したことがあるんですが、清流じゃなくてまさにヘドロの死の川になっておりますから、そういうところも私の一つの庶民感情として、庶民の視線でごみ問題を含めて住環境について考えてみたい、私自身も勉強しながら、ちょっと膨らませていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。

事務局

続きまして、新垣正春さん。具志頭村からの選考でございます。リサイクルの推進についてご提言なさっています。よろしくお願いいたします。

新垣委員

新垣と申します。住まいは具志頭村玻名城というところでございます。住民委員会という形でこれからやっていこうと思っていますけれども、正直な話、家でごみを出したことはございません。私が関心あるのは、私は今、広告代理店に勤めていますけれども、以前の職場が拓南製鐵(株)のグループでリサイクル関連の企業だったものですから、今、廃車が問題になっていますが、拓南商事という会社がゼロエミッションを目指している会社で、そういう廃棄物関係の会社に勤めていたこともありまして、またごみ焼却炉関係の仕事をさせてもらったり、生ごみを処理する機械を作ってみようと思ったこともあった会社なんです。実際は作れませんでしたけれども。生ごみについてはいろんなところが、いろんな方法で開発していますけれども、以前の会社がそういう会社だったものですから、先ほど紹介がありましたように、家庭のごみというよりも企業で産業廃棄物、あるいはいろいろごみが出てきますけれども、それをごみとしないでいかに再利用というか、使えるような方法が企業としてできないか、社会の中でそういう仕組みができ上がらないか、というような観点から、ごみ問題を皆さんと一緒に勉強したいと思っています。家ではごみを出したことがないんですけれども、これから皆さんと一緒にやっていきますので、それに関心を持って勉強していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

事務局

大城順子さんです。玉城村からの選考でございます。デポジット制度のごみについてご提言をなさっています。

よろしくお願いします。

(※デポジットとは預かり金=英語:Depositを意味します。デポジット制度とは、容器入りの商品を売る際に、価格一定額を上乗せし、消費者がその容器を返却した時に上乗せした金額が払い戻される制度です)

大城委員

前回の最終処分場予定地であった玉城村當山区の住民です。実は前回の用地選定は、迷惑施設の集中した雄樋川流域の選定で、しかもコンサルタントが中心になって、説明責任が果されていませんでした。ですから、私たちの運動が生かされてほしいとの思いから、今回住民委員会に応募したんですけれども、私たちは運動の過程でリサイクルとか、ごみ循環とか、上勝町とかいろんな先進地事例を並べているスケジュールがありますけれども、武蔵野市、上勝町、是非ともこれらの町のプランも入れてほしいと思います。「明日への環境」というか、生ごみ循環の先進地のレインボープラン推進協議会山形県の長井市の生ごみ処理で町づくりで成功した事例なども、是非、入れてほしいと思います。よろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、仲宗根萩枝さん。知念村からの選考でございます。生ごみ処理の体験をなさっています。それからレジ袋の削減について提言されています。よろしくお願いいたします。

仲宗根委員

知念村に住みまして12年、仲宗根と申します、よろしくお願いします。ここに立ちまして、自分はちょっと場違いな所に来てしまったかなと思いました。私もごみには興味がありますけれども、やはり自分の周りのことぐらいしかまだ分からないんですね。それで、是非こちらに来て勉強したいなと、今はそれを言うしかないなと思いました。32年前に沖縄に来まして、知念村の海を初めて見て、あんなにきれいだった海が今は魚も何もいないんですよ。珊瑚一つないんです。本当に死の海なんです。だから、ごみに関わったらいろんなことに関われるなと、あんなにきれいだった沖縄の海が蘇るのかなと思って、「一人の一歩より百人の一歩」で参加したいと思いました。よろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、森山真澄さんでございます。大里村から市町村推薦でございます。大里村クリーン指導員をなさっておられます。よろしくお願いいたします。

森山委員

初めまして、森山真澄と申します。大里村の出身です。大里村は去る4月からごみの有料化になって、私もクリーン指導員になっております。私も一主婦としての立場でありますので、皆さんとお勉強したいと思います。よろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、仲間理さまでございます。大里村からの選考でございます。去年のごみ問題シンポジウムに参加なさっておられます。NHKで放送されました「ご近所の底力」でごみ減量という提言をなさっておられます。よろしくお願いいたします。

仲間委員

今晩は。以前は那覇に住んでいたんですが、大里に来まして10数年になります。小さい庭で野菜を作ろうと思って、その頃から生ごみ処理をしてやっていますけれども、なかなかうまくいかないで困っていますけど。そうこうしているうちに、なかなか地域の問題と関わることがなくて、後3年で定年を迎えようとしておりますけれども、地方分権とかいろんな形で地域住民が主役の行政と言われておりますが、概して金のかかるような行政になっているのではないかという気がするんですね。ちょっと住民が力を合わせて努力をすれば、文字通り住民主役の地域社会とか行政運営とかいうものになるんじゃないかと思うんですが、一番小さくて大きな問題は実はお互いが力を合わせてやればかなり進むのではないか、というのがごみ問題であります。本当に共同体が力を合わせながら、このごみ問題、施設として持っていかされるというか、設置せざるを得ない地域の皆さんを含めて、どうすれば本当に誰でも必要であると分かりながら、なかなか地域の皆さんを含めて合意ができないというのは当然出てくるものでありますが、そういった問題を皆が知恵を出し合いながら、どういう形ですれば引き受けるところ、また任せるところ、それらを融合させながら一つの大きな地域社会を作っていくというような、そういったことが委員会に応募した大きな理由であります。皆さんと一緒に力を合わせながら勉強していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

事務局

次は大城秀雄さんでございます。大里村の議会事務局にお勤めでございます。地球環境共生ネットワークの会員でございます。役場のほうでEM菌による河川浄化に携わられた経験がおありのようです。よろしくお願いいたします。

大城委員

大里の大城秀雄です。私は過去にごみの担当を4年間やっています。特にごみ処理分別を島尻消防の中でやりまして、担当して各地域を回りながら5種類分別についての推進を図ってまいりました。そういう経験から、やはりごみ問題は住民一人ひとりが自覚しないと駄目なんです。そこで私の経験では、小・中学校の全生徒、教員を集めての体育館での説明会とかですね、環境は教育だなと思っています。子どもでも役場に電話を入れて相談に来るとかね、やはり大人を含めて教育だなと思っています。そういうことで、ごみはスムーズに定着してきております。

それから担当している間、前回の処分場関係でも担当課長として関わりを持ってきましたし、そして粗大ごみの問題も中部の丸兼商会が問題を起こして非常に我々心配をして対応に苦労した経験がございます。その辺も含めて、お互い今まで南部は実際よく言われたけれども、ここ処分場の問題に関しては総論賛成、各論反対とか非常に苦労して議論しましたけれども、これからまた特に今回は住民の意見を最初から取り入れてやって行く部分では、私は経験した者の延長の意味も含めて一住民としての立場から考えてみたいと思います。役場では職場が異動して変わったら、前の担当のものはなかなか口入れできないような状況で、助言はしているんですが、きちっと南部全体を見下ろした形で個人的な立場でまた参加していくことも非常に意味があるだろうと思います。それと同時に、河川環境、例えば前回、処分場で問題となった雄樋川の問題、それと報得川や国場川、大里川など大里村は六つの河川の上流になっておりまして、口だけではなくて何かやってみようと始めたのが、EMによる浄化で2つの集落で進めておりますけれども、これらも含めて南部の川を良くしていかなければいけないと思っています。南部は道路網が良くなって、いろいろ整備されてきたけれども、川を見たらどぶ川ですね。ジャスコが28日に開店ですが、あの一帯も回ってみましたら、南風原の川もあまりよくないですね。お互い自然環境、河川環境も含めて、特に処分場問題はもう避けて通れない大変、重要なことなので、この辺も含めて一緒になってごみ問題、産業廃棄物も含めて一緒に勉強できたらよいな、ということで応募しました。よろしくお願いします。

事務局

続きまして、富永尚信さんでございます。佐敷町からの選考でございます。

富永委員

皆さん、今晩は。佐敷町からまいりました。南風原町を皮切りに、5分別収集をやっていらっしゃいまして、佐敷町は南風原に次いでだったかと思いますが、クリーン指導員を1カ年間させていただきました。それで各地域を回ってみまして、これは大人だけでやるのではない、子どもたちから、先ほど大城さんからお話がありましたように、やはり環境問題というのは小さい時からやれば、大人になると定着するという信念を持っております。

それから佐敷町は素晴らしい干潟を持っておりまして、5種類のシオマネキがきます。そういう環境も含めて、先ほど何人かの方が河川問題についてお話がありましたが、とても心強く思っております。私も緑がとても好きなものですから、山原から島尻などへ、また小さいボートまで入れて行っております。その点で、ごみが人目に付かない所に捨てられているのがありまして、心を痛めております。是非、南部地域一つということもありますし、皆さんでその辺を何カ所か回って話し合えれば、と思っております。皆さんと一緒に勉強していければ有意義だと思っております。よろしくお願いします。

事務局

続きまして、花城勇栄さんでございます。与那原町からの選考でございます。現在、与那原町商工会でごみ問題についての活動をなさっており、ごみ問題についての重要性を痛感しているようであります。やはり当事者意識が大事だろうということでございます。よろしくお願いいたします。

花城委員

皆さん、初めまして。花城と申します。ただいま、私は与那原町商工会青年部のほうに在籍しておりまして、主なきっかけは妻が外国人ということもありまして、地域のごみ問題といいますか、最初はごみ分別から始ったんですけれども、私は注意されるほうで、全く意識もなく他の人がやっているんでいいだろうというような考えを持っていたところがあります。ただ、大屋さんに注意されたのをきっかけに、一生懸命に近所の方と仲良くしようと、分別を一生懸命やっているのを見ていますと、私も商工会青年部に在籍していまして、地域活性化の原動力となるというような観点から、どうしても何とか地域から、南部も含めて、もちろん沖縄県から全国にでも発進できればという気持ちで応募させていただきました。商工会青年部と申しましても、クリーンキャンペーンに参加する活動もあるんですけれども、ただ、活動する際に強制的に参加されている方も大分いまして、自主的に何とか地域をきれいにしていこうという意識をやはり皆さんに持ってもらう前に自分から持とうということで、今回、私がこういう場所に参加していることはおこがましいんですが、自分の資質向上という意味で皆さまの仲間に入って、地域の皆さんに発信していきたい気持ちで参加させていただきました。まだまだ勉強することはたくさんあるんですけれども、ひとつ皆さまのご指導のほうもよろしくお願いいたします。

事務局

続きまして、花城清元さんでございます。与那原町からの市町村推薦の方でございます。現在、南風原・東風平・大里・具志頭合併協住民委員会の委員をなさっています。那覇・南風原の最終処分場の関係でいろいろ関わりを持っておられます。よろしくお願いいたします。

花城委員

花城と言います。ご紹介あったんですが、マスコミ等でご存知かと思いますけれども、南風原町の宮城で区長をやっていました関係で那覇市の清掃工場、最終処分場の建設、最終処分場の使用延長、そして新炉の建設等々に関わってきています。南部に関しては恐らく、という前提の話しかできないんですけれども、若干話をさせてください。恐らく現状としては南部のほうは最終処分場を提案できる状況ではないんじゃないかと思います。と言いますのは、いわゆる受け入れる側が受け入れ得るようなものじゃないんじゃないかと。と言いますのは、今の現状としては実際清掃工場が3カ所あるんですが、その周辺の人たちがちゃんとした形で受け入れているのかどうか、そこが評価されると思います。いわゆる周辺に住んでいる人たちにとっては、迷惑施設のままでしかないだろうと。ということは、周辺にいる人たちは被害者になるんですよ。逆に、ごみを出している、いわゆる皆さんということになるんですけれども、加害者になるんですよ。そういう関係から、それが解消できないような状況では恐らく提案はできないんじゃないかと思うんです。

もう1点は、例えば今回は被覆型の最終処分場、密閉型で恐らく周辺には飛灰は出ないというようなことなんですけれども、現在提案されているような清掃工場の焼却炉とか最終処分場というのは、恐らく技術的には周辺に対して迷惑をかけるようなものではないはずです。しかし、それを実際に運営した場合に、周辺に迷惑をかけるようなものになってしまう、いわゆる管理する側の問題だろうと思います。そこら辺をちゃんとやらない限り、それを受け入れる地域は探せないんじゃないか、と考えます。住民委員会の僕らの仕事だと思うんですけれども、そこの関係をどんなふうに見直すか、あるいは認識して見直して行動に移していくか、そういう作業になるかと思います。そういう形でいろいろと行動しながら、皆さんと一緒に勉強しながら進めていきたいと思います。よろしくお願いします。

事務局

最後になりました。諸見里米子さんでございます。西原町からの選考でございます。今、いろんな活動をなさっておられまして、環境アナライザーというような存在でございます。環境教育の必要性をご提言なさっておられます。よろしくお願いいたします。

諸見里委員

皆さん、今晩は。私は今日、ごみ仲間にお会いできるのを一番の楽しみに参加させていただきました。素晴らしい友達がたくさんできたというのが何よりの財産だと思っております。環境に配慮したライフスタイルが一番格好いいという人をたくさん作っていきたいと思います。そして、環境保全のエコまちづくりを皆で目指して頑張っていけたらいいかなと思っております。

事務局

しばらく休憩させていただきます。会長のほうはまた別件が入っておりますので、中座をさせていただきます。よろしくお願いします。

会長

ご苦労をかけますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。

(休憩)

委員長(副)は次回の会議で選出

事務局

まず、委員長、副委員長を選出したいと思います。委員長に知名定一さん、副委員長に神谷康弘さんで、よろしいでしょうか。

知名委員

ちょっと異議あります。

事務局

いや、皆さんから拍手をもらっていますから。

知名委員

唐突に言われても困りますよ。これは真剣に考えていかなければいけない問題ですから。

事務局

真剣なんです。

知名委員

すみません、言わせていただきます。大変、おこがましいんですが、恐らく大城秀雄委員が行政の経験もあるし、非常に高い見識も持っておられるし、いろんな立場から提言ができる方だと思っております。冒頭、申し上げましたように、私はごみ問題についてはそんなにやってきていなかったし、ですから庶民感覚でこの問題をいろいろ見つめていきたいと、また提言していきたいということを申し上げましたので、それでもう少し真剣に討議したいと思います。唐突に言われましても、全然、心の準備もないし、委員長をやる力もありませんので、助けてください。よろしくお願いします。

大城委員

僕も異議があります。知名さんから急に僕にと言われても困ります。僕も知名さんが先輩で、できたら推薦したいんです。30年前に青年会でお会いしているはずです。僕もまだ1年間、行政にいる立場(ごみ担当)ですから、そういう意味では本当の意味で住民代表は人数が多ければ委員にならなくてもいいよ、と役場の担当課長に言ってありましたけれども……。幸い、委員になったけれども、その辺はもっと住民の立場からの発想という意味で私は行政の考えが入ってくると思うので、できれば役員は外してもらいたいと思います。

事務局方の自己紹介

事務局

事務局の自己紹介が遅れました。紹介したいと思います。

玉寄

事務局長をしております、玉寄でございます。各自、自己紹介をさせていただきたいと思います。

知念

先ほどから進行係をやっております。南廃協そのものは民の組織でございまして、私どもは南部広域行政組合、その中に最終処分場建設準備室というのがございます。そこのほうで豊見城市から派遣されております、知念義貞と申します。よろしくお願いいたします。

山城

私は糸満市のほうから出向で赴任しております、山城隆次と申します。よろしくお願いいたします。

片野

今晩は。私もこの1月から東京のほうから来まして、南廃協の広報担当という仕事をさせていただいております、片野勧です。よろしくお願いいたします。

知念

皆さん、今晩は。南廃協は先ほど室長からありましたように、南部広域行政組合最終処分場建設準備室のプロパーであります知念正樹と申します。よろしくお願いいたします。

玉城

今晩は。私も同じくプロパーであります玉城美智子と申します。よろしくお願いいたします。

玉寄

今、私どもの組織、行政組合の職員は他にまた何名かおります。準備室はこの5名で担当しております。私はまた別に教育委員会のほうの事務局も見ておりまして、そのほうでプロパーとしてやっております。派遣職員となっておりまして、一緒にやってもらっています。よろしくお願いいたします。

さて、それでは議題を戻します。先ほど事務局のほうからの副案でよろしいですかということで、皆さんの了解をもらいましたので、「知名さんに委員長をお願いします」ということで全員了解しました。もし、無理ということであればまた次の機会にお願いしたいと思います。

知名委員

こんな重大な問題は調整してください。本当は私、断ろうかと思っているんです。と申しますのは、今新聞で賑わしているんですが、メルパルク新館を新都心に造ることでホテル組合とバッティングして、毎日水面下で神経をすり減らしているんです。皆さん、よくご存知だと思いますが、ホテル組合の宮里理事長、それから大城専務ですね、もういろいろ水面下でどのように考えるか神経をすり減らしているんです。そういう時に、私は住民委員会に集中はできないんです。本当に状況はそんなことですので、とにかくご配慮いただいて、これだけの素晴らしいメンバーがいるのですから、もっとふさわしい方がいらっしゃると思います。そういう個人的な立場がありまして、メルパルクの新館で民業圧迫ということからホテル組合とやっているんですが、約1000名収容のコンベンションホールを造るという、これが民業圧迫だと言われているんですが、それが今、相当水面下で進んでいるものですから、こんな時に集中できないと思います。ごみ問題は我々の生活に直結する重大な、将来の我々島尻の住環境に関わる大きな問題ですから、委員長は白紙に戻して選考してください。せっかく指名いただいたんですけれども……。

玉寄

皆さんの同意を得てからでないと、私のほうで撤回はできませんので……。

知名委員

私の置かれている立場を委員の皆さんにご理解いただいて、白紙に戻して新たに委員長を選任していただきたいと思います。よろしいでしょうか。

(「はい」の声と拍手あり)

ご同意を得ましたので、安易に委員長は引き受けられません。事務局、本当に分かっていただきたいんですが……。今、新聞でもいろいろ騒がれているように、本当に私どもは神経をすり減らしていますので。もちろん、協力はしますけれども、私の立場上、メルパルクのほうにやはり軸足を置かないとどうにもならないと思いますので、よろしくご配慮をいただきたいと思います。

事務局

それでは冒頭からちょっと躓きましたが、事務局案に賛同いたしますという案が撤回されましたので、事務局案につきましては白紙に戻したいと思います。

次に代わる委員長の選任についてですが、どういうかたちでしたほうがいいか、から始めたいと思います。どうぞ、ご意見のある方はおっしゃっていただきたいと思います。

花城委員

次回まで保留にしてはどうですか。その間にはお互いの余裕もできるんじゃないかと思うんですけれども。

玉寄

それでは、今の花城さんからの意見で、別の議案を先に進行するということですよね。進行して、その中で、もし、よければ最後にこの案件をとるというかたちをしていただいてよろしゅうございますか。

(「はい」の声あり)

では委員長の選出については、一応保留といたしまして、2番目の設置要綱の説明から順次、担当者から説明させていきます。よろしくお願いいたします。

設置要項の説明

事務局

お手元の資料、別刷りで作ってあります、5ページまであるんですが、綴られた分は、これまで南廃協で使われた資料でございます。これはまた次の機会から使う予定でございますので、今日はそのままお持ち帰りになってください。事務局のほうで設置要綱の説明をさせていただきます。よろしくお願いします。

まず南部のごみ問題を考える住民委員会設置要綱でございます。16年3月30日制定ということでございます。

(設置)第1条 南部地区廃棄物処理施設整備推進協議会(以下、「南廃協」という)が所管する南部地区におけるごみ問題について、地域住民及び構成市町村が協働による循環型社会の実現に向けて、ごみ処理等のあり方や関連施設の整備事業のあり方、運営に関し研究・協議を行い、もってごみ問題解決に資するため、「南部のごみ問題を考える住民委員会」(以下、「委員会」という)を置く。

これが、設置条項でございます。

(所掌義務)第2条 委員会は、次に掲げる事項を所掌する。

(1)市町村の抱えるごみ問題及びこれからの施設整備等のあり方についての研究・討議。

(2)前号の研究・討議を基に、南廃協会則第10条に規定する部会との協議。

(3)環境美化の促進に関する啓発活動。

(委員)第3条 委員は18人以内で組織し、構成市町村に在住・在勤または通学する20歳以上で、ごみ処理や環境問題に高い関心と熱意を有する者の中から、15人を公募委員とし、市町村の推薦する識者3人を加え、南廃協会長が委嘱する。

2 委員の任期は2年とする。但し、再選はその限りではない。

(委員長及び副委員長)第4条 委員会に委員長1人及び副委員長1人を置く。委員の互選により決める。

2 委員長は会務を総理する。

3 副委員長は委員長を補佐し、委員長に事故ある時または欠ける時はその職務を代理する。

(会議)第5条 委員会の会議は、毎月1回を原則とし委員長が召集する。

2 第2条第二号に規定する部会との会議については年3回とし、南廃協会長が召集する。

(報酬及び費用弁償)第6条 前条第1項に規定する会議にかかる委員は無報酬とするが、費用弁償については南廃協の予算の範囲内で年間で定額支給する。

2 前条第2項に規定する会議にかかる報酬等については、南廃協の役員等の報酬及び費用弁償に関する規定に準じこれを支給する。

(運営経費)第7条 南廃協は、委員会の運営に関する経費等を予算の範囲内で助成する。

(南廃協会長の責任)第8条 南廃協会長は、委員会の意見を事業に反映するよう努めるものとする。

(庶務)第9条 委員会の庶務は、南廃協事務局において処理する。

(その他)第10条 この要綱に定めるものの他、委員会運営に関し必要な事項は別に定める。

この要綱は平成16年4月1日から施行する。

2ページをお開きいただきたいんですが、現在南廃協のほうには理事会とそれからそれぞれ部会がございます。部会との協議を行う組織として、この住民委員会が位置づけをされております。住民委員会のほうと4部会との協議、あるいは各部会との意見交換・協議を行って、それを反映させて理事会へ報告する仕組みとなっています。

続けていきたいと思います。3ページでございます。平成16年の住民委員会のスケジュール案でございます。本来ですと、ここで委員長とともにこれでいいのか協議していただきたいんですが、事務局のほうで作りました案でございます、叩き台と考えて結構でございます。5月25日、今日でございます。6月以降の日程が入っておりません。この辺を各委員の皆さんにそれぞれ協議をしていただいて、定例化を図っていただきたいと思います。予定といたしましては6月に、南廃協で今、事業を進めておりますけれども、そちらの取り組み状況について事務局のほうで説明をすることになっています。7月から8月でございますが、ごみ問題を考える、あるいは視察研修というかたちでうたってあります。市町村の取り組みについて、特にごみ処理の現状でございますが、ごみの組成はどうなっているのか、あるいは処理についての苦労がどうなっているのかの確認でございます。2番目に、最終処分の実態ということで管内の3清掃施設組合の状況を勉強することになっております。8月から9月でございますが、最終処分の現状ということで、こちらは括弧書きのほうで、那覇市と中部の最終処分場の視察。場合によっては処分場の抱える実態、沖縄市の自治体との意見交換、受け入れをする地域との意見交換も必要じゃないかということで、それも入れてございます。10月から11月、先進事例から学ぶということで、これも仮でございます。東京都武蔵野市を一案、それから徳島県の上勝町を第二案として入れてございます。先ほど大城さんから山形県の長井市のレインボープランのお話もございました。そういったものもどんどん挙げていただいて、その中から委員のほうで決めていただければと思います。ただ、予算的なものもございますので、あまり南廃協にも予算がございませんので、場合によっては向こうから講師を招聘してお話を聞いて意見交換することにもなるかと思います。

続けます。10月、予定でございます。南廃協のほうでも予定しております「公開シンポジウム」です。去年の11月に「ごみ問題を考える公開シンポジウム」をもちまして、迷惑施設の在り方についてのシンポジウムが中心でございました。今回のテーマについては、仮称となっていますけれども、「みんなで実践!ごみ減量」で、生活者の視線でごみ問題を考えるということで、問題を共有しようということがテーマとなっております。12月から1月の予定でございます。南廃協との話し合い、処理施設の整備について第1部会との話し合いということで予定いたしております。2月から3月、ごみ減量について第3部会との話し合い、あるいは施設の統合化について第4部会との話し合いということで事務局のほうでスケジュールを立てさせていただきました。よろしくお願いいたします。

4ページはその他の活動ということで、仮に「ごみアンケート」の実施あるいは「一斉クリーン運動」の実施であるとか各町村でのフォーラム開催、企業・団体との話し合い、特にごみ減量の企業の取り組みについて勉強する機会も設けたほうがよろしいのではないかということで、こちらのほうにその他でご提案しております。本来ですと、ここで全部確認をしていきたいところですけれども、進めさせていただきます。

5ページです。南部のごみ問題を考える住民委員会会議運営のルールということで、これも案ということになっています。活発な意見が出るものと思われますけれども、基本的なことを確認していきたいと思います。1点目に、ありきたりなことなんですが、時間の厳守ですね。遅刻・欠席する場合はその都度、事務局へご連絡をいただきたいと思います。開始・終了時間、またそれぞれの発言時間、持ち時間等も厳守していただきます。

2点目に、自由な発言ということで、特定の個人や団体の批判・中傷は行わない。2番目に、分かり易い言葉で簡潔に発言することということで、これは住民説明会を事務局のほうでもったんですが、説明をしてもやはりごみ問題とかごみ処理関係になると難しい言葉が出て、分かりづらいとの意見が多数、寄せられました。そういうこともありまして、この会議の場ではできるだけ皆さんが分かるような説明をするということです。

3点目に、徹底した討論ということで、議論は冷静にフェアプレイの精神で行うこと。2番目に、議論は実証的かつ客観的なデータを尊重するということでございます。

それから4点目に合意の形成でございます。問題の所在を明確にした上で合意を図ることとし、合意した内容についてはそれぞれが選考していただくということでございます。2番目に、計画づくり、その他についてですが、計画づくりに当たっては、長期的な取り組みと短期的な取り組みとを区別し、実現可能な点を絞ってやっていただきたいということであります。

ちょっと急ぎましたけれども、事務局案の説明でございました。それから、委員長、役員が選任される中で特に情報の扱いについてどうするかということで、これはまた次回の協議にしていきたいと思います。場合によっては傍聴、あるいは情報の公開ということも出てくるかと思います。この辺は皆さんでご協議していただきたいと思います。事務局からの説明は以上でございます。

これまでの説明の中で確認をしたいということがあればお受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。

大城委員

よろしいですか。

事務局

どうぞ。

先進地事例の視察研修を

大城委員

先進事例から学ぶということなんです。大切なことなので、予算の都合上、向こうから招聘して話してもらうというよりも、目で見たほうが保養施設とかまちづくりとか、とても参考になると思うんですよね。ですから、もし足りなければ、ある程度自己負担ということも考えて、やはりそこに足を運ぶのと運ばないのと全然違うと思うんですよ。そこら辺は、せっかく住民委員会を作ったんですから、そういうことまできちんとしたほうがよいと私は思います。個人的な意見です。

事務局

すみません、事務局のほうで当座は進行させていただいてよろしいですか。

(「はい」の声あり)

ただいまの意見は、意見としてこれから議論していきます。知念の説明は、こうするんだではなくて、こういうことも有り得ますので、皆さんの協議で決めていただいてこれから議論していくことでございますので、こうであるということではないですから、意見として取り入れていきます。

他に。はい、どうぞ。

花城委員

関連しますので、例えば視察研修に行った場合、うまくいった事例とか、あるいは受け入れ側が行政だったりとかで、なかなか裏が見えないんですよ。うまくいったところは、武蔵野に聞いたことがあるんですが、向こうの場合には住民側と行政側がうまくやったので住民側の話も聞けたということで、そういったところを探したら今の話も聞けるんですけれども、下手に行政が受け入れるようなところだったら、パンフレットで説明しかやらないので、そこら辺もわきまえる必要があるんじゃないかと思います。

あとは日程の問題なんですけれども、今の提案は月に1回の集まりですが、月に1回の集まりだったら、恐らく来月までには話した内容が頭の中になくなっているんじゃないかと、お互い忙しいですから。ですから、もし、できたら月2回を希望します。それができなければ、お互いファックスとか、今だったらメールアドレスを持っていますから、それを公開してもらって、お互いで意見交換できるようなそういうシステムを作ったほうがいいんじゃないかと思うんです。そうしたらお互いが持っている資料や考え方は各委員に送ればいいわけですから、そういう仕組みを作る必要があるんじゃないかと思います。

もう1点、情報の話が出たんですが、情報は当然、公開にしたほうがいいと思います。当然、公聴もOKで、同時に傍聴もできる席を当初から作って置いたほうがいいんじゃないかと思います。

すべて情報は公開に

事務局

今の件で、視察につきましては当初申しましたように、これから議論していきますので、どこに行くかについては皆でいろんな議論をしてください。今、おっしゃるように、どういう内容を見るのかについても変わってきます。

会議の開催についてですが、月2回ということについても必要あらば月2回やってよろしゅうございます。これは皆さんの姿勢にお任せしますので、我々は一応原則として1回はやってくださいということでありますが、1回では次の情報が取れませんということであれば2回していただくことも可能だと思います。必要であれば、3回も出てくるだろうかと思います。

それから、お互いの情報の公開につきましては、個々のメールとか情報網の開示をしていくかについては、差し支えなければ事務局のほうで把握してもいいかなと思います。そして事務局に送られたものを一斉に皆さんに送ってもいいかなと思います。恐らく花城さん辺りはこの部分、今までたくさん情報を持っていますので、これからもしたいという意欲の表れですので、ここにいくんじゃなくて、できたら花城さんの情報は皆に流されるようにしたほうがいいのではないかと考えているところでございます。次の機会に、メールの公開ができる部分はお願いしたいということでございます。

それから事務局が進めて申し訳ないんですけれども、情報の開示は、住民委員会の持つ意味は情報の公開は尤もでございますので、これに情報をどうのこうのする部分は可能だと思います。基本的には開示していくのを原則としたいと思います。ただ、場合によって不利益な部分が出てくる時がある分については、これは委員長にお任せをして皆で協議してください。基本的には全部、公開していくということで、よろしいんじゃないでしょうか。どうでしょうか。いいですか、花城さん。

(「はい」の声あり)

あと、ほかに事務局に何か聞きたいこととか、お互い同士の意見、課題等あればお受けします。

知名委員

会議の内容は議事録として出るんでしょうか。

事務局

出ます。これもなるべく早く出して、ホームページで開示していきたいと思います。

この住民委員会は息の長い組織だと考えています。あまり張り切り過ぎると、事務局もちょっと人数が少ないものですから、ひとつよろしくお願いします。

他に何かご意見があれば、どうぞ。

大城委員

委員会の日程も決まっているんでしたら、教えてもらえませんか。よろしくお願いします。

事務局

開催日なんですけれども、今日は25日です。事務局が勝手に今日にしたんですが、これからの会議は、後で次の会議はどうするか決めるつもりだったので、皆さんのほうで中旬、下旬どちらのほうがいいのか決めていただいて結構です。事務局としては基本的に定例のほうがよいと考えています。

事務局

下旬ではまずいということですか。

委員

個人的なことで大変恐縮なんですが、できたら25日、26日ぐらいは外していただけると有難いんです。大体、そこに個人的、職場的な会議が入るものですから。

事務局

分かりました。定例会のほうがいいですね。そういうことで決めていただければ助かります。

事務局

今の時間帯、午後7時からというのはよろしいですか。スケジュールの中に場所も一応、南部総合福祉センターということでありますけれども、よろしいでしょうか。

(「はい」の声あり)

場所と時間はよろしいということですね。あとは日にちですね。

委員

ここは傍聴人がいらっしゃると入れますか。

事務局

先ほど傍聴人の話しもありましたが、もし傍聴人が来るようでしたら、下のホールに移動したいと思います。4つぐらい会議室がありますので。

他に。

委員

その他の活動というところで、例えば、小学校とか市町村の出前授業みたいなものがあればどうかと思いますけれども……。ごみ問題が進んでいるというところがあれば、地域とか子ども会とかその辺に出前授業ということでどうでしょうか。事務局のほうでよろしいです。

事務局

今のご質問ですが、これは皆さんのほうで協議していただきたいと思います。事務局のほうで設定等取り次ぎはできると思いますが、皆さんのほうでそういう取り組みをしたいのであれば、それも可能だと思います。そういう協議をしてください。

事務局

くどいようですけれども、今後、皆さんが議論をしていくテーマ、それからいろんな議題につきましては、皆さんのほうで整理なさってくださいませんか。一応、スケジュールとか叩き案はありますけれども、変更して一向に構いません。ここに座られる委員長については、いくつかの案が出たけれども、今月と来月のあと2回はこの会議に集中しませんか。この議論に集中し、ある程度方向性を見出したら、次はこういうふうにやりませんかということも可能でございますので、この辺は皆さんが委員長を中心に主体的に決めて、委員長に舵取りをさせるようにもっていこうかと思います。初めてでございますので、一応事務局が案を出して事務局がここに座っていますけれども、次からは我々は議事録を取ることに回っていくことになるかと思います。

要綱なんかに分かりにくい、意味が解せないところがあれば、担当から解釈させますけれども。

事務局

いきなりでございますので、もしなければ終わりにさせていただきまして、次の会議の時に疑問点があれば、まとめて事務局でお答えをいたします。お家のほうでまた目をとおされてもいいかと思います。

それでは予定した時間がオーバーしております。事務局からの説明と、委員長の選出を進める予定だったんですが、それでは最初に申し上げました委員長の選出と次の会議をいつにするかについて決め、今日の会議は終りたいと思います。次の会議は何日頃にするかをお決めいただきたいと思います。

(土曜日の夜の声あり)

事務局

土曜日のほうがいいか、平日のほうがいいか。では、お好きなようにどうぞ。先ほど仲間さんから20日頃という日は外して、という話がありましたが……。

仲間委員

25日以降。できれば、25日、26日は外していただけませんか。

事務局

では、2週、3週ありますけれども。

(2週がいいんじゃないかとの声あり)

2週の何曜日がよろしいでしょうか。火曜日でいいですか。大丈夫ですか。火曜日ですと、1日、8日、15日、22日ですが……。

宮城委員

すみません、ちょっと個人的なんですけれども、第2火曜日はいつも青年会議所の理事会が入っていまして、できましたらほかの火曜日で。

委員会は原則、第3火曜日

事務局

第3火曜日はどうですか。

宮城委員

第3火曜日は大丈夫です。

事務局

では、6月15日はどうでしょうか。

(「はい」の声あり)

よろしいですね。では、6月15日午後7時から、南部総合福祉センターでございます。

諸見里委員

第3火曜日が定例日になるんですか。

事務局

これは次回に。定例のほうが事務局は有難いんですが。

諸見里委員

毎月決めるとなると、決めるのもまた大変でしょう。出ない人は困るんじゃない。

事務局

第3火曜日でおさえましょうか。よろしいでしょうか。

(「はい」の声あり)

では6月は15日、7月は20日ですね。有難うございました。次の会議も決まりましたので、これはまたこちらのほうで通知を出します。ひとつ日程を調整していただきたいと思います。

あと1つの議題ですが、委員長の件、これは是非、決めましょう。もし、どなたかやっていいという方がおられたたら、あるいはまたどういう選出方法がいいのかを議論したいと思います。どなたかご意見をお願いいたします。

諸見里委員

副はどうなってますか。副委員長はどなたですか。

事務局

副委員長は神谷さんです。

神谷委員

まだ決定したわけではありません。

事務局

ちょっと待ってください。事務局から出した正副委員案は両方とも没ですか。それだったらそれでいいですよ。

諸見里委員

失礼しました。神谷さんですね。

事務局

確認します。委員長については、知名さん本人からちょっと不都合ということで、皆さん了承されました。私は副委員長までとは思いませんでしたが、事務局案は全て没にするという考え方でよろしゅうございますか。

諸見里委員

いえ、副委員長はOKだと。私もそのように捉えましたものですから。

新垣委員

今日、初めて会っていますし、自己紹介はありましたけれども、仕事も分からない部分がありますし、その辺をつかんでいるのは事務局だと思いますので、確かに互選ですけれども、事務局でもう一度副案を考えていただき、次回に提案してもらいたいと思うんですが、やはり今日、決めないとまずいのですか。

事務局

よろしいです。大変素晴らしいご提案で、これを待っておりました。

それでは、事務局から選考することはできませんので、私も今日は委員長・副委員長は保留したほうがいいと思います。今、まさに新垣委員からお話がありましたように、次回のほうに事務局で調整して副案を作ってまいります。それでよろしゅうございますか。

(「はい」の声あり)

どうも有難うございます。

委員

要望なんですけれども、例えば男性の方が委員長だとしたら、副は女性の方とか。あるいは失礼かも知れないですけれども、上が目上の方でしたら、副は若い人というようなことでお願いしたいんです。

知名委員

それとですね、やはり地域に偏りがないように。神谷さんも私も東風平からですからね。そういう配慮も必要だと思います。

事務局

6月15日に会議の日程を決めていただいたんですが、議題のほうは、こちらで作りましたスケジュールでいきますと、次は南廃協の取り組み状況ということでよろしいでしょうか。

花城委員

15日はいいと思うんですけれども、委員長が決まって協議の時間はあると思いますから、今回そこまでは決定する必要はないんじゃないかと思いますけれども。

事務局

資料の準備がありますので、我々がこれはやっていていいですかと思っています。やっていてですね、それで委員長を中心にまた次はどういう協議をしていくか決めていくということで……。

花城委員

次回の話ですね。

事務局

では、次は南廃協が各部会で現在、取り組んでいる部分について説明する資料は準備しておきます。委員長が決まりましてから、それは別の議論をしたいということになれば、それは委員長にお任せすることにさせていただきたいと思います。

それでは、今日は委嘱状のほうからいろいろと事務局で提案しました部分につきましては、ある程度皆さんのご理解をいただきました。次回は、委員長の選出が先に出てまいりまして、それが中心になってくると思います。是非、活発な議論をされて、遠慮なく南廃協のほうにいろんな意見を言っていただくかたちでお願いをいたしたいと思います。本来ですと、ここで一席設けるところでございますが、予算が厳しい状況でございまして、次の機会にさせていただきたいと思います。今日は日中のお仕事の中、大変ご苦労様でございました。お出でいただきまして、また長時間ありがとうございました。今後ともよろしくお願いしたいと思います。ご苦労様でした。

 
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