第11回住民委員会

会議録
南部のごみ問題を考える住民委員会 第10回会議録(要旨)
日時:平成17年(2005年)3月15日(火) 19:00〜20:30
場所:南部総合福祉センター
出席者:11名
事務局:玉寄局長、知念室長、山内昌直、知念正樹、片野勧

質疑概要:
@3月に予定していた県外の先進地視察研修については、視察先の佐賀市と住民委員の日程調整がつかなかったために延期になったことが報告され、了承された。

A住民委員自身による「ごみ排出量調査集計表」については2月から4月までの3カ月間の家庭から出るごみの量を集計し、5月の住民委員会に提出することになった。

事務局
第11回「住民委員会」の会議を開催させていただきたいと思います。始めにお断りをしておきたいんですが、委員長の花城さんが今日は忙しいという連絡がございましたので、副委員長のほうに進行の代行をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。花城委員長に代わりまして新垣副委員長からご挨拶をいただきまして、中身のほうに入っていきたいと思います。

副委員長

今晩は。花城委員長が都合で来れないということですので、私のほうで進めていきますけれども、先月の新年会は楽しいひとときを過ごすことができたんじゃないかと思います。特に女性の皆さん、大変お疲れ様でした。水筒ですか、大きなマグカップみたいなものが抽選で当たったんですけれども、子供が喜んでおりました。有難うございます。それで、今日は4件ほどあります、早速、進めてまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。それでは報告第1号「前回会議」についての確認、資料1頁を事務局のほうにお願いいたします。

事務局
中身に入る前に、ちょっと副委員長とダブりますけれども、先月は女性陣の皆さん方、大変お疲れ様でした。本当に心のこもった宴会の場を作っていただいて、有難うございました。男性陣がちょっと影が薄いような感じがしたんですけれども、是非次回からは男性陣も企画に加わっていただいていろいろ頑張っていただきたいという気がしております。これは事務局も含めての話なんですけれども……。
先月のメルパルクでの会議の中身がかなり短く終わったようなんですが、その報告をさせていただきたいと思います。その前にお手元の資料の確認をしたいんですが、資料1と資料2で排出量調査の集計の件ですね。あと第1部会委員の古我知浩さんが、那覇市の事業所のほうを中心に生ごみを回収して養豚させるという事業「くいまーるプロジェクト」という食品養豚ですか、そういったものを手掛けてやっていまして、そこから出されているニュースレターですね。それから南廃協のほうで今、「月刊廃棄物」というのを取っているんですが、たまたまその「くいまーるプロジェクト」のことが掲載されていましたので、そのコピーもお付けしております。生ごみのほうは、一応目標としては南廃協でも全量資源化するということで今、堆肥化を考えておりますけれども、そういった選択肢を広げていろんなものがあるんだと、情報があればということで提供してございます。これも一つの考え方だと思います。今日はこれについては触れませんので、後でご覧になっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
あと、『地域だより』の3月号ですね。その中に第1部会の動きを少しまとめてございます。既にご存知だと思いますが、候補地が10カ所ぐらいに絞り込みされておりますので、その経過を掲載してございます。これも後ほどご質問があればお受けしたいと思います。第4面のほうに、環境美化についての取り組み、「ごみ減量 わたしの取り組み」で大城順子さんが取り上げられております。どうぞ、お読みになってください。
では、資料1のほうで、前回会議の確認をしていきたいと思います。先月はぱたぱたと報告をしたんですが、候補地の選定状況について事務局から経過の説明をしております。その中の質疑についてご説明いたします。
1点目、地域にとっては処理施設というのは、押し付けられるものではないかとの心配がある、住民が受け入れられるような戦略あるいは説明が必要ではないかというようなご意見がございました。ごもっともな話だと思います。2点目、処分場での事故は人災がほとんどである、何がそういう施設に入って、安全性をどう保障するか、説明して住民の皆さんへ納得させることができるかが、この事業の最も大事なところであるというようなご意見でございます。3点目、刑務所近く、これは知念村なんですが、昔、山になっていて大きな水脈があった、それが現在、平地になったことで水量が減ってきた、下のほうでは農業用水、地下水だと思うんですが、その辺が心配であるというようなご意見でございます。4点目、環境等について監視し、現状より劣化させない対策が必要であるというようなご意見です。5点目、処分場は迷惑施設のイメージが強い、そうではないことを知らせるべきではないかと、先進事例を含めて紹介すべきではないかというようなこと。6点目、候補地が絞られた段階でその地域の環境整備あるいは振興策も提示してはどうか、必要ではないかというようなご意見でございます。7点目、ごみを如何に減らしていくか、環境面あるいは環境学習の場が今、特に南部では少なすぎるのではないかというようなご意見でございます。8点目、減量短期目標を9lに設定しているが、具体的な行動はどうなっているのかというようなご意見でございます。8番目につきましては、これからいろいろ議論するところがございますので、後ほど会議の場に上げたいと思います。
あと協議の第2号ですが、県外研修の実施についてでございます。事務局より実施要領案が示され、概ね了承されたが、生ごみの堆肥化事業を展開している福岡県椎田町を研修先に追加してほしいというようなご意見がございます。あるいは、委員個々の都合があるので、諸日程を確定させてから想定してほしいというようなことでございます。この件につきまして、いろいろお詫びを申し上げたいと思います。事務局のほうで日程を調整させていただいたんですが、結果的に3月の研修につきましては日程的に無理だということになりましたので、お詫びを申し上げます。この件について報告は事務局からしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。副委員長、このまま続けていいですか。

副委員長

はい。 事務局 皆さん、今晩は。引き続き、報告第2号県外研修について報告させていただきます。年度末のお忙しい中、調査にご協力いただきまして大変有難うございました。結果的に臼杵市は何とか受け入れOKだったんですが、佐賀市とどうしても調整がつかなくて今回、延期ということになりました。ちなみに両案とも8名の方の参加だったんですが、事務局といたしましては3分の2以上の人数を是非、連れていきたいということもありまして、今回延期させていただくことになりました。今後の予定といたしましては、4月以降に再度事務局の日程を調整した後に再提案させていただきたいと思いますので、その時はまた是非ご協力をよろしくお願いします。年度末お忙しい中、お手間をとらせまして大変申し訳ありませんでした。

副委員長

有り難うございました。それでは今の報告第1号と県外研修の第2号について、何かご質問等がありましたら、どうぞ。よろしいでしょうか。では、協議第1号に進みたいと思います。協議第1号ごみ排出量調査の集計について資料2頁ですけれども、これは2月の資料を出してもらうことになるんですか。 委員自身による「ごみ排出量調査集計表」 事務局 実は12月に吉田委員から提案がございました委員の排出量調査を、新年から本格的にやろうということだったと思うんですよね。それで、皆さんそれぞれ取り組みをされていると思いますけれども、3月いっぱいで集計したいという予定で今日、挙げてあるんですが、その辺の取り組みの状況も聞きながら、集計報告も含めて議論をお願いしたいと思います。 副委員長 これは2月、3月、4月じゃなかったですか。 事務局 2月、3月、4月ですか。1月、2月、3月じゃなかったですか。 副委員長 1月は予備というか、僕はそのように記憶しているんですが……。 諸見里委員
2月、3月しか聞いてないですよ。 事務局 私の勘違いかも知れないですね。 吉田委員
12月に提案して、その時欠席した人が多くて、それで1月にまた改めてお話して、1月は準備期間で2月からということで……。 副委員長 要するに2月に現状を知って、3月、4月はどうすれば減らせるか、自分なりに工夫しながらやろうというようなことで理解している、実際そうですよね。では、2月も終わりましたので、その辺のところを皆さん一人ずつ報告できるんでしたら発表をお願いしたいんですが……。 吉田委員
2月を一応集計してみたんですけれども、ごみの比率でいきますと、我が家の場合は生ごみが燃えるごみ全体のやはり約40lを占めていました。正確には38.7lでした。 事務局 これは重量比ですね。 吉田委員
重量比です。それでごみ全体のうちでは、それはごみとして出すものとか、あとは資源ごみですね、リサイクルに出しているもののうちでは、私の家から出た全部のごみの中から、生ごみは約10lという比率だったんです。南廃協の目標は燃やすごみのうちの減量分が36lでしたね。ですので、うちの場合は生ごみがごみのうちの4割を占めているので、本当に生ごみだけを全量リサイクルすれば、可能な数字ではあるかなという印象を受けました。ですから数値目標としては妥当だけれども、取り組みやすい、私は段ボールでやっているんですけれども、そういうものも面倒くさいという人もいると思うので、もし生ごみで4割減らすのであれば、誰でも取り組みやすいような仕組みの構築は必要になるんじゃないかと感じました。
あと、やはりごみの中で多いのは容器包装類で、南部は廃プラのリサイクルの徹底はやってないですよね。ですので、やはり廃プラスチックのリサイクルというのも、今回のものでは取り組まないと書いてあったんですけれども、その理由をもうちょっと明らかにしてもらわないと、すでに取り組んでいる人に関してはこれ以上家庭で減らすのはちょっと無理があるんじゃないかとの印象を受けました。 新垣副委員長 他にございますか。 事務局 できるだけご意見がほしいですので、今まで感じた点、途中経過でもよろしいですから是非お聞かせ願いたいと思います。 大城順子委員
まだ集計してないんですけれども、生ごみだけ集計してみました。燃やすごみと生ごみだけの集計です。生ごみは全体の56lです。生ごみが如何に多いかが分かりますね。畑があるから生ごみが案外多かったかも知れません。一応、全部畑に行きましたけれども。 新垣副委員長 ごみとして出してはないんですか。 大城順子委員
はい、出してはないです。出したものは、資源ごみ以外の燃やすごみです。 新垣副委員長 分かりました。 諸見里委員
書類で提出するのかと思っていたんですけれども、いただいた書類でまとめて提出するんじゃないんですか。 新垣副委員長 これに基づいて出してもらうことになると思うんですけれども、はい。 川井委員
古紙とか缶、瓶、こういうのは全く記録してなかったんです。今からでもいいですかね。 新垣副委員長 それは、はい。 川井委員
私のところの家族構成は家内と息子と3人なんですが、今計算してみたら生ごみは2月いっぱいで18.7`です。生ごみが3.5`ですから随分少ないようなんですが……。 委員
ビニールに入っているんですよ。使いきりになっていますから、残り物がないんですよ。 川井委員
ええ、そうですね。 新垣副委員長 総菜が送られてくるんですよね。 川井委員
ええ、だから生ごみがあまり出ない。 事務局 川井さん、それはそのまますぐ調理するだけなんですか。 川井委員
ええ。 事務局 皮も剥くこともない。 川井委員
その程度のことはありますけれども。 委員
ごみはちょっとだけしか出ませんよ。 川井委員
家族分しか届きませんのでね。それで冷蔵庫の中に残っているような、ああいうものがあまりないんです。 委員
食べきりですからね。 川井委員
ええ。 大城順子委員
良い方法ですね。 委員
私も何年か使ったんですけれども、ごみは出ません。 新垣副委員長 1人1日当たりとなると、何グラムになるんですか。 川井委員
3人家族、一カ月で生ごみだけでしたら3.5`ですので、一人当たり1.1`ぐらいでしょうか。 事務局 ほとんど無いですね。 川井委員
はい。大城さんがおっしゃる庭にでも捨てれば。 大城順子委員
そうですよ。無くなっちゃうんですよ、本当に。プラスチック、紙類も全部資源に出しますからね。結局、プラスチックも資源になっちゃえば、本当に要らないんです。 新垣副委員長 他に。 諸見里委員
集計は出してませんけれどもね、ただただ付けていて集計は出していませんけれども、その中で古紙の分で秘密書類だとか大事な書類はシェルターをしまして水分調整に使っています。どうしてもごみに出す小さな紙だとか皆ありますよね。ガムの大きさだとか。資源ごみに出すにはハガキの大きさですという規定がうちのところではありますので、皆さんのところではそこまで細かくやっているかどうかは分からない。だからたくさんごみの分別をするのに、決めることがいっぱいあるなと常に言っているのはそこなんですよね。自分の秘密書類をシェルターして生ごみの水分調整に入れていますから、私のはちょっと重たいと思います。そしてみな庭にリサイクルしますからね。だいたい水分が多くて虫を湧かすんですよ。水分調整をすれば虫は湧かないんですよ。そして更にリサイクルできる。そういうのもいっぱいありますので、合わせて後でやり方を報告しようかなと思って書いてありません。 新垣副委員長 集計はこれからということですね。 諸見里委員
そうですね。4月に提出ですか。はっきりしましょうよ。 新垣副委員長 2月、3月、4月からですか。 諸見里委員
はっきりしたほうがいいんじゃないですか。来てない人にもちゃんと連絡ができるように。 新垣副委員長 事務局、どうでしょう。2月、3月、4月、全部がまとまるのは5月ですよね。それとも、2月だけをまとめましょうか。 諸見里委員
1ヶ月で締め切ったら。 委員
なるべく早いほうがいいと思うんですよ。1カ月でも結果は出ると思いますので。なるべく今月中で締め切ってもいいんじゃないかと思うんですけれども。 諸見里委員
私が思うには、冬の粗大ごみだとかそういうのも全然違うんですよね。だから最低3ヶ月、したほうがいいかなと思うんです。というのは、冬物、夏物の衣料品のリサイクルをするために、ごみに出すことをしないんです。だいたい衣替えをする時に整理をして出しますので、今は燃えるごみと生ごみぐらいになっちゃうんですよ。だから粗大ごみでも、皆さんはどうか分かりませんが、半年に一遍ぐらいしか出しませんから、本当は年に1回か2回なんですね。だからごみ全体のきちっとしたものは出ないんです。だから本当は半年に一遍くらいやっていって、早くからやればよかったかな、そうすれば全体が見えたかなと思うんですが、今は本当に出さないんですよ。 新垣副委員長 今回は3カ月、時期も2月、3月、4月で冬場ということで恐らく粗大ごみはこの中に含まれてこないだろうな、という気はしているんですけれども、それはそれで除いたかたちのものでどうですか。 諸見里委員
飲み物だとかも冬と夏とでは全然違うんですよ。ペットだとか空缶だとかね、出ないから。夏だったら少々、誰でも多くなると思うわけ。だからそういうのも出ないけれども、それでいいかなって。 新垣副委員長 それはもう冬場の2月から4月でやった数字ということで。 諸見里委員
それじゃ、5月に郵送するということで、4月で締めて委員会までにデータが出るように決めましょうよ。そのほうがいいんじゃない。 委員
必要であれば、また継続するとかですね。 諸見里委員
それは無理でしょう。 委員
3カ月もやっているから大丈夫じゃない?
諸見里委員
今度はうちがやるんじゃなくて、住民委員会だけじゃなくて、やるんでしたら理事会の皆さんにも皆やってもらう。そうしましたら100名余りの人のデータが出るから本当はいいんですよね。だから住民委員会だけじゃなくて、本当に取り組むんだったら私はそのほうがいいと思う。 委員
減らそう減らそうとしていますので、皆、きちっとやっていると思うんですよ。だからここから良いデータが出ると思うんです。ここだけだったら。 諸見里委員
減らさなきゃいけないんですよ。封筒がありますよね、私はああいうのは回りだけ切り取って全部入れているので……。 新垣副委員長 あれは紙になるんですよね。 委員
なります。その辺がありますのでね。 委員
先ほど大城委員から生ごみを、例えば畑に還元するとありましたが、生ごみとしてあげていいものなのか。ごみにはならないんじゃないかと思うんだが。 新垣副委員長 当初、生ごみが自分の家庭からどれぐらい出るかという部分と、後はその生ごみが実際、自分の家から外に出したかどうか。要はこれですよ、今回僕らがやろうとしているのはこれですよね。自前で処理している分についてはここにはないという。もちろん畑のある人、いわゆる処理している人がいればそうなんですけれども。 諸見里委員
リサイクルしている分はリサイクル、という感じに分けるんでしょ。自分の家で処理するのは処理していると……。 吉田委員
目的が家庭ごみで生ごみがどれぐらい占めるかということなので、畑に捨てようが回収に出していようが、ごみを量ることが大事ではないんですか。 諸見里委員
だけれども、実際はここで出された生ごみはどのように処理するかというのが、南廃協の問題ですよね。出さない人、お家で処理する人は問題ないわけですよね。だから出た分が悩みの種であって、出た分がリサイクルするかしないかが悩みの問題であってね。だからこれをどうするかというのが問題なんです。 委員
どう利用するかもありますよね。 諸見里委員
だからそれを計上したらいいんじゃない? 委員
今、家では生ごみを親が勝手に堆肥化しているんです。 新垣副委員長 要するに外には出していない、自分の家で全部処理しているという。 諸見里委員
ほとんどじゃないかな。 事務局 今、実際それぞれの家からどれぐらいの割合で生ごみが出ているかの確認もあるわけです。ですから、堆肥化、畑に敷き込む前に実際、量ってみてそいういうことをやれば自分のものを可燃ごみの中の生ごみの量とか割合が分かりますので、できればそこで一旦チェックをしてもらいたいというのがあるわけです。ストレートに出すのではなくて、先ほどもありましたストレートに出したらごみとしての計算ができなくなりますから。 諸見里委員
南廃協の悩みはこれじゃない? 出るのが問題であって……。 事務局 その辺は確認しておかないと。 新垣副委員長 要するにどれだけ出たか、どれだけ出したかというのをやっておけばいいわけでしょ。それはそれぞれの家庭で違うはずですから、その辺の数字として残しておいて、後でどうするかはまた話し合えばいいと思う。 事務局 資源にしているのか、可燃ごみに入れて焼却しているのか、のところも分かるようにしてほしいですね。 諸見里委員
4月で締め切って、報告は5月に送るということですね。 新垣副委員長 そういうことにしましょうか。 事務局 皆さん、よろしいでしょうか。 新垣副委員長 では、2月、3月、4月でまとめて5月に集計するというかたちでやりたいと思います。ほかに今のごみの集計について何かありましたら。では、次に進んでよろしいですか。 循環研との意見交換会 新垣副委員長 協議の第2番目、第2号循環研との意見交換会について。これは前に通知がありましたけれども、それについての細かい説明をお願いします。 事務局 その前に通知と一緒にアンケートも同封してあったと思います。既に書いてあると思います。 諸見里委員
今日、提出でしたか。 事務局 はい。無記名になってますので、そのままに。まだ書いてない方はどうぞ、今でも。 諸見里委員
これは循環研との意見交換の時に出すのかなと思っていました。 事務局 いえ、案内では15日に提出と書いておきました。 新垣副委員長 23日でしたよね、まだの人は事前に提出できるんでしたら、ご協力をお願いいたします。 事務局 無記名なので分かりませんので、どなたかまだの方は挙手をお願いいたします。どうしますか。 新垣副委員長 事前に事務局へ届けるようにひとつご協力をお願いします。ファックスででも。 諸見里委員
無記名でしたら、同じ封筒を皆に渡せばいいんじゃない。そのほうがいいさ。封筒に切手を貼って。 事務局 郵送するということですか。 諸見里委員
そうです。 委員
ファックスでいいんじゃないですか。 諸見里委員
ファックスは100円だもの。切手は80円、20円得する。ごみと一緒ですよ。帰りにもらえれば。 新垣副委員長 要するに、これはまとめるという部分もあるわけですよね。 事務局 こちらではまとめませんで、循環研のほうでまとめますので。 新垣副委員長 事前に、できるだけ早目にまだの人は出してもらえれば。 諸見里委員
循環研に送るんですか。 事務局 いえ、南廃協のほうで。 諸見里委員
直接、循環研に送ったほうがいいんじゃない? 事務局 そうするとバラバラになりますから。できれば南廃協のほうにお願いします。では、封筒を配りましょうね。 事務局 第1部会の委員でもありますけれども、崎山正美さんが所属している循環研究会は、全国的にそういったいわゆる迷惑施設の施設整備について、住民の合意形成をどういうふうにすればよいのかというものを研究なさっているグループのようです。こちらにもありますように、国頭から宮古までいろんなところでそういう事例を研究して住民の合意形成とは何かといろいろなさっているようなんですが、今回崎山委員がこちらの委員ということもありまして、南部の住民の皆さん、それから事務局あるいは行政側の共同というかたちで住民参加で進めている廃棄物の処理施設が実際うまく機能しているのかどうか、あるいはどこがどう問題なのかを直接住民の代表というかたちで委員会が今、動いていますので、その皆さんと意見交換をしたいというような申し入れがございました。本来ですと、第三機関という感じで事務局の我々もこの住民委員会の中に入るべきではないと、主観として事務局は持ってはおりますけれども、そういう客観的に意見を聞きたいということで主催は循環研究会のほうでして、南廃協のほうが協力をするかたちで意見交換会を行うことになっております。
委員の中には長野県の事例、向こうでの廃棄物処理施設の検討委員会というのがあったんですけれども、その事務局をなさった山本耕平さん、ダイナックスというコンサルタントなんですけれども、主にソフト面のプランニング、住民との共同事業をやる場合のコンサルをなさっている方で、逆にこちらのほうから長野の事例を聞くことができるのではないかという良い機会だと思います。いろいろ問題点がありますけれども、どういうところが問題になったのかという感じで逆にこちらの南部の状況をみる、あるいは客観的に知る機会にもなるんではないかと考えております。できるだけほとんどの方に参加をしていただいて、よその事例も含めていろいろ勉強にもなるのではないかと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
崎山さんがこちらの委員でもありますので客観的に見る、また学識の立場でもあって結構シビアな意見を出す委員でもありますので、そういったざっくばらんな本音の部分でのやり取りができればいいかと考えております。23日は一応、事務局のほうもオブザーバーというかたちになるんですが、協力というかたちで参加したいと思います。中には加わっていかないようなつもりでおります。年度末で大変お忙しい時期だとは思いますけれども、是非、時間を作っていただいて忌憚のない意見交換ができればと思っております。
事務局が傍に居ると遠慮なさる部分があるのかなという気がしておりますので、23日はそういうことを抜きにして本当に思っていることを是非出していただいて、分からないところ、見えないところを出していただければ、我々6市町村の今後の事業展開に参考になる部分があると思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
アンケートの回収のほうも見えない状態で回収して向こうに手渡すということで、先ほど崎山さんから回収方法を気をつけてくれと、事務局が見えない方法で回収してくれたら有り難いということでしたので、無記名でそれも分からないような感じの回収の仕方をしてもらいたいとのお話もありました。 委員
事務局で開封することはないわけですね。 事務局 ないですね。ですから先ほどのファックスを遠慮するというのはそういうことになります。見なければいいんですけれども、ついついやっぱり……。 新垣副委員長 事務局に気兼ねしているとは思いませんけれども、そういうことは抜きにして自由な意見で、というものを書いて封をして……。前提がそういうことですので、そのようなかたちでご協力をお願いしたいと思います。それともう一つ、循環研の向こうの皆さんが進めるということでよろしいですか。 諸見里委員
崎山さんがお見えになるんですか。書かれている皆さん、皆いらっしゃるんですか。 事務局 はい。こちらにあるのは7名か8名ぐらいと思うんですが、5、6名が参加するという予定らしいです。逆に、そういう取り組みをしている事例を聞くこともできると思います。一昨年ぐらい相当大騒ぎになりました宮古の事例、産廃処分場だとか、あるいは国頭での着工しようとする寸前までいった事例とかありますので、そこがどういう問題があったのかということも聞けるのではないかと思います。よろしくお願いしたいと思います。 新垣副委員長 そういう意見も聞くことができるということなんですけれども、先方が聞きたいというのはどういうことなのか。 事務局 それはちょっと分からないです。基本的にはこちらの事業の状況も、向こうの皆さんは全部掴んでいるようです。それから、住民委員会の流れも全部情報提供する予定になっていますので。 新垣副委員長 アンケートの中身のようなものだと基本的に考えていいんでしょうか。 事務局 はい。 吉田委員
循環研さんの何か、ホームページとかはあるんでしょうか。 事務局 ないようです。先ほどの山本耕平さんは長野の事務局をやった方なんですけれども、古我知さんと一緒に買い物ゲームの本とか共著なさっている。シンポジウムの時に売っていました。 諸見里委員
買い物ゲーム、古我知さんのところの、あの先生が作られたんですか。 吉田委員
せめて、その会を立ち上げる時に情報となる足跡がちょっとほしいですね。 事務局 そうですね。その辺はちょっと……。 新垣副委員長 正式な名称はなんですか。循環研究会というのは。 事務局 循環研究会でいいようです。 諸見里委員
住民委員会として私たちがプラスになるような話ならいいのだけれど。こっちの意見ばかりを吸い上げるのでは、ちょっとね。 大城順子委員
宮古とか国頭とか長野とか、いろんな事例が聞けるんですね。 諸見里委員
これはこれで例として聞けるけれども、私たち住民委員にとっては……。 事務局 この研究会はトヨタ財団から助成をもらって、何名かの研究者が集まっていろんな事例を勉強しているらしいです。特にこちらの見出しにあるような感じで、住民の合意形成をどういうふうにすればうまくいくのか、逆に言えばどこで失敗したかという部分を結構、掴んでいらっしゃるようです。吉田さんの先ほどの件は、前もってこちらのほうで話をしておきます。 川井委員
事務局のほうにお尋ねしたいんですが、その循環研何とかのアンケートはご覧になりましたか。それを読みながら思ったんですけれどもね、最終処理施設は迷惑施設かというような項目があったんですが、その最終処理施設というのはどういうものをイメージしてのものなのか現実に分からないんです。今、我々は灰溶融炉を含んでの話をやっているわけでしょ。そういう場合は単にあの管理型の施設だけを言っているんですか。 事務局 被覆型最終処分場という施設で考えていると思います。 新垣副委員長 ということはやっぱり灰溶融炉ではないということですか。 諸見里委員
もう灰溶融炉と決まっているんでしょ。 事務局 灰溶融は決めてますけれども、循環研のこちらの設問の仕方は最終処分場のことですね。 大城順子委員
灰溶融炉のことで書きましたけれども。いいんじゃないですか。 事務局 いいと思いますよ。ただ、南廃協のスタートは最終処分場からですから、それを考えれば最終的に処理する施設ということで。今、結果としては灰溶融と被覆型の最終処分場というかたちになりましたけれども。 大城順子委員
南廃協が計画しているものに関して、私たち個人個人の考えを書けばいいと思いますよ。 事務局 それでいいんです。 川井委員
選定の最後になさっていますけれども、それもどの範囲でなさっているのかはっきり分からないんですね。その灰溶融炉もセットでなさっているのか、それともおっしゃったように単に最終処分場だけを選定しているのか。 事務局 セットでやっています。 川井委員
その辺は例えば公になさっているわけですか。 事務局 はい。 委員
住民の方に説明するときには……。 大城順子委員
住民説明会でまだ決定してないとおっしゃってましたよね。 事務局 いえ、一緒ですよ。セットです。 大城順子委員
そうですか。では、同じ所に灰溶融炉施設も。 新垣副委員長 最終処理施設というのは、ごみが最終的に来ている施設ですよね。溶融炉はそこに持っていくまでの、減量するための施設ですから、向こうが聞いているのは、この施設ということじゃないですか。 川井委員
いや、だからそれだけだったら何ですか、パンフレットなんか見たらきれいなかたちになっていますよね。テニスコートだったり、ほとんど迷惑施設だとは思わない。要するに灰溶融炉がそのすぐ横にあって煙突でもあれば、ひょっとするとそういうのが気になるかなと。でも今、セットで考えているわけですね。 事務局 はい、セットです。皆さんが最終処分場と言うのは、従来、前回計画をしていた管理型の最終処分場をイメージしての設問の仕方だと思うんですよ。だから、要するに普通の入り方というのは被覆型の最終処分場のイメージはまだまだ最近の技術ですから。全国で結構問題になっているケースというのは、管理型の最終処分場でしかもオープン型のという部分がかなり大きいです。典型的なのが那覇市です。あれが問題になったのは、オープン型の最終処分場をやって従来ずっと埋め立てをやったんだけれども、結構管理がうまくいってなくて燃えるごみ、場合によっては生ごみなんかも持ち込まれて雨なんかで水害があって周辺にかなり迷惑をかけてきたんです。循環研の皆さんは全国的にそういった事例をあちこち見てきていらっしゃるメンバーです。ですから話としては一般管理型の最終処分場というところから切り口をやっていると思います。聞き方は一般的に、最終的にごみはどういうかたちで処分されてどういうふうになるかということを前提に考えれば答えは出るのかなという感じはしますけれども。 吉田委員
今、質問しても分からないかも知れないんですけれども、この循環研のとったアンケートというのは、循環研さんがトヨタ財団の助成でやっているその助成事業の中のアンケート結果として利用されるんですか。 事務局 そういうことはないです。 吉田委員
私も全く一般的な問題で書かれていると思って答えたので。 事務局 一般的な話で構いません。 吉田委員
ばらついていると、何かへんな感じだと思うんですが。 大城順子委員
私は今回の南廃協のものに関してだけ答えています。 事務局 それでよろしいと思います。 大城順子委員
皆、ばらばらになっちゃったかも知れませんね。 吉田委員
ただ、用地選定とかはやっぱり南廃協のことで答えているので、結構混在しているかも知れません。 諸見里委員
私も南廃協さんからの依頼でやったのかなと思ったんです。 事務局 逆に我々も委員の皆さんのこの部分についての意見を聞いてみたいです。実際どう思われているのか、どう考えていらっしゃるのか聞いてみたいですね。我々がいると言えない部分もあるかと思いますので。 新垣副委員長 それはないと思いますけど。 事務局 そうであればいいんですけれどもね。 諸見里委員
では南廃協さん、もう一度確認していいですか。灰溶融炉施設ですね、焼却してから灰溶融炉に持ってくるんですか。それともすぐ灰溶融炉に持ってきて処理するのですか。 事務局 焼却して、ですか。要するに直接溶融かということですね。 諸見里委員
はい。 事務局 直接溶融ではありません。灰溶融です。 諸見里委員
直接のもあるんですよ。機械についてはまだまだ分からないけれども、直接のもあるんですよ。だから機械のこともまだ皆が把握してない。 事務局 機械の話はまた先に。 諸見里委員
いや、先じゃないですよ。それも含めて、皆、言わないといけない部分があるからさ。 事務局 まだ議論してないです。 諸見里委員
灰溶融炉を設置するのもセットって決まっているんだから。 事務局 灰溶融炉は最終処分場とセットなんですけれども、その灰溶融炉の種類も幾通りの種類がありますから、それの選定がまだですよ、と。 諸見里委員
選定はまだだということは分かりますけれども、あくまでもセットですよね。 事務局 はい。 事務局 あと、ちょっと余談ですけれども、事務局のほうで具志川市が先ほど出したクリーンセンターが稼働しているので見に行こうという話になっているんです。見てきて報告しますけれども、もしよろしければ住民委員会でも。 諸見里委員
いらしたほうがいいですね。リサイクルプラザなんかもやはり3月の議会で予算化しまして、そのカタログを私は持っていますが、住民サービスの分が実際まだスタートできるかできないか分からない状態ですので。 事務局 諸見里さん、見てきたんですか。 諸見里委員
はい。この間、言いましたでしょ。県内は自分たちでと言いましたでしょ。 委員
今月の26日に、クリーン指導員が向こうに研修することになっているんです。 諸見里委員
ですから、皆そうやって自分たちで勉強するんですよ。 事務局 行く機会があればいいんですけれども、できるだけ声かけをして皆さんと一緒に。 諸見里委員
いいえ、住民委員会ですから自分たちでの研究も必要ですよ。 事務局 我々は3月に行ってこようと思っていますけれども、その後にもし、よろしければ提案をなさってください。 諸見里委員
だからね、こういうものを見てきても南廃協さんの計画には住民サービスの環境学習が最初から全然入ってないでしょう。今回はこういうのを入れなさいよ、平成35年からしかリサイクルプラザのこういう研究室もやりますよということだから話にならない。私は最初から諦めているんです。まず地域住民サービスの環境学習ができる部屋が何にも計画入っていない。リサイクルプラザの学習ができる部屋、工作ができる部屋だとかいろんな部屋、研究室が本当は最初で住民サービスとしてあるべきはずなのが南廃協さんには入っていないんですよ。もちろん、造るはずだけれども、最初の考えを聞くというのは大事ですよ。 委員
良い機会ですからどんどん意見を出して。 諸見里委員
ですから、後で言おうと思っていたんです。まず、最初に行政の理事会の皆さんから、全然こういう意見が出てなかったので、ちょっとショックを受けました。これは言わなかったんですけれども、ただ、何と言うのか、熱を利用してやるのとか、これも後で言いますけれども熱利用は本当に良いのか悪いのか、大雑把な問題を考えるとね。それも利点もあるし、また欠点もあるというのがあるわけです。だから全然入ってなかったわけです。莫大なお金をかけながら、地域住民のサービスが何も入っていない。 新垣副委員長 循環研さんとの意見交換会の日時をもう一度確認願います。 事務局 3月23日、来週の水曜日。7時です。場所は下のホールを予定しております。よろしくお願いします。
今の諸見里委員からの話なんですけれども、ごみ処理基本計画ですね、これも委員の皆さんにも後ほどあげますけれども、そういう計画ですから委員会としてそういうものもあったほうがいい、環境学習するような場とかあるいは機会を作るという感じで当然こちらのほうで出てきますから、その辺の提案も是非なさっていただきたいと思います。 諸見里委員
だから徐々に委員会の会合が盛り上がってきて、絞っていった段階で提案しようと思って、今は一生懸命ごみ減量の話に絞って言っているんですけれども、循環研、このコンサルタント会社が入ってくるというから、ではこういうのも全て含めていったほうがいいのかなと。あの人たちが判断して総まとめで提出しますよね。だから今、聞くんですよ。 事務局 出てくるのは叩き台ですので。 諸見里委員
もっと後にいらっしゃっるのかと、何で今、いらっしゃるのかよく分からなかったんです。 吉田委員
例えば、諸見里さんはすごくいろんなところに目を向けていて、いろんなことをご存知ですから、私はそんなに行ってないですから、分からないところがあるので、最初からやっぱり言ってもらえたら分かりますし、そのほうがいいと思うんです。 諸見里委員
住民としての皆の意見がやっぱり大事でしょ。段階があるしね。私は交流の中でも言いましたでしょ。だから、計画に入ってないので、市町村で小さなプラザを作ってくださいと言ったのも、まず足場からさせようと思ってね。大きいのは大きいので研究室というので造ってもらったらいいわけ。だけれども、小さいところは小さいなりに市町村で作らないとだめな部分があるわけですよ。 委員
それと住民委員会も委員会からの意見として提出する意味が大きくなると思いますよ。 諸見里委員
大きいところをやったら遠い所はあまり利用価値がないとか、またいろんなのが出てくるので、それをより良いものにさせていく、中身をより良いものにしないといけない。だから市町村で小さいものを作ってコミュニケーションが取れるようなものも考えるのは大事だと思うんです。 吉田委員
だから、見て来た事例を説明してくださったらいいじゃないですか。 諸見里委員
だから言ったさ。今はごみ減量の話であるから、まずは場所の選定だとかがあるから、これが決まったら次は施設の問題に入るからと思っているから、それを待っていたけど、循環研さんが入ってくると、全部提案していたほうがいいのでそれで今、敢えて言っているわけですよ。 委員
同時並行的にやられたほうがいいのもたくさんあると思うんです。 大城順子委員
アンケート用紙にも書かれたらいいですよ。 諸見里委員
そうそう。だからあの人たちが入ってきてこれを基準にして、住民委員会から何も出ていなかったとなっちゃうと。 吉田委員
ですから最初から提案されていたら良かったんじゃないですか。 新垣副委員長 これは確か1月の会議でしたか、住民委員会から南廃協に対するちゃんとした提言と言いますか、意見としてまとめて出すことになっていますので、そこがメーンじゃないかと思います。ではどういうテーマでやるか、今あったいろんなものを含めて出して整理をしてまとめて、委員会としてはこう考えています、という部分を出さないと2年間、今まで何をしたかということになりますから。どういうかたちでまとめるかはまたもう一回、皆さんの意見とそれから事務局からもいろいろ資料をもらいながら、問題点はどこにあるのか勉強しながらやるべきことだと思います。次回からどうなるかは分からないんですが、それに向けてやる必要があると思いますので、是非そういうのは出してもらって、皆の意見としてまとめて事務局に出す必要があると思います。その時にまた考えていきたいと思います。僕らの任期は2年ですよね。 事務局 はい。 諸見里委員
副委員長、では私は住民委員会にお願いをしたいです。那覇市だとか浦添市にしても近いですよね。だから住民委員の皆さんも自分たちで顔を出して見てきてほしいわけ。 新垣副委員長 これは要するにいろんな設備、いろんな部分を研究するという部分ですよね。 諸見里委員
そうそう。皆で行ったら説明が聞けない部分、漏れるものもいっぱいあるんですよ。集団で動くとね。だから個人個人で近いところに、那覇市とか浦添市は本当に集団で行くよりかは個人個人で行く、南風原にも役所の下に小さいのがありますから、そういうところも皆さん、日曜日あたりにでも見ていってくださったら、もうちょっと話は進むかなと思います。 委員
私はまた反対に考えていました。これこれだということで質問したりして、それでできるのかなと思っていました。一人で行ったら、そういう説明員がいないんですよね。 諸見里委員
いえ、ちゃんと電話を入れておいて、「伺いますので」って、自由に出入りできますから。 委員
一人でもできるんですか。 諸見里委員
もちろん、一人でも自由に行ったらいいですよ。そういうのがまた要素になるわけです。誰が来てもコミュニケーションが取れる場所がある、こういうのも全部見ていただきたいわけですよ。集団でないと受け入れないという問題だけじゃなくして、いつ何時でも、地域住民が参加しても聞いてくれる。今後の施設に関してはね……。だから、皆にも行ってほしいなと私は前からしょっちゅう言っているでしょ。 新垣副委員長 その辺は全体でできる部分と個人でできるものがありますので、住民委員会の一人として勉強を欠かさないでいきたいものです。 諸見里委員
そうです。 新垣副委員長 問題意識を持って取り組んでもらえるようにお願いしたいと思います。では、3月23日の循環研との意見交換会ですから、自由に思っていること、それから研究なさっている研究会ですので聞きたいこと、お互いにプラスになるようなかたちになるといいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。それとアンケートがまだの方は先ほどもあったように素直な気持ちで書いて出していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に進みたいんですけれどもよろしいでしょうか。では、次回の日程についてですが、第12回会議は循環研は別にして、4月19日、午後7時。これは第三火曜日ですよね。この場所でということですので、忘れないようによろしくお願いいたします。次にその他になっています。これはまた事務局で。 事務局(知念室長)
2点ばかりございます。お手元の今日の資料に、第1部会の今後のスケジュールが入っているかと思います。作業が若干遅れておりまして、第1部会で今、10カ所まで絞り込みがされておりますけれども、5カ所に絞り込む作業を4月の頭を予定しております。上旬になるのか中旬になるのかは分かりませんけれども、部会を開催して5カ所に絞り込みをしたいと考えております。その後、その5カ所を議会のほうで、あるいは住民の皆さんに説明会をもっていきたいと考えております。そういうスケジュールだということで、もし聞いてみたい、それ以外に住民の皆さんがどう思っているのか聞いてみたいということであれば、日程については南廃協ホームページのほうで決まり次第、お知らせしますのでそれをご覧になるか、場合によってはお問い合わせになるか確認してください。よろしくお願いいたします。
あと1点です。実は私事で恐縮なんですが、3月いっぱいで派遣が終わります。来月から豊見城市のほうに帰る予定になっております。また事務局のほうには別の市町村から来ますので、また残りの職員がおりますので、よろしくお願いしたいと思います。1年余りのお付き合いでございましたけれども、よろしくお願いをしたいと思います。私はごみ問題にずっと加わってきて非常に大事な事業だと思っております。昨日も片野さんとお話したんですが、京都議定書が発行されたんですが、逆にCO2の排出量が多くなるという感じで実際ノルマが達成できない、という話になっているんです。この目標の達成と南部のごみ問題が非常に相通ずるものがあって、やはり豊かになり過ぎてなかなか元に戻せないといういろいろな経済活動というものがあるんですけれども、我々もごみ量を多く出してしまうと本当に慎ましく生活すること、我々が若い頃の20年前、30年ぐらい前にやっていた生活になかなか戻れないというもどかしさみたいなものを感じております。それでもやはり目標を掲げながらごみを減らしていくという、どこかで努力をする必要があるだろうという気がしております。幸い、南廃協は10カ所の市町村が一緒になってやりましょうという感じでやっておりますので、そこに住民の率直な意見をやはり言い続けることが非常に大事なことだと考えております。それを是非、継続してやってほしいと考えております。途中で諦めるとその問題はなかなか解決しない、誰かが言い続ける、誰かが訴え続けるというかたちをどこかでやらないと、なかなか前に進まない気がしておりますので、是非是非その役割を、私は行政の立場ですのでなかなか表立って言えない部分があるんですけれども、一住民としてそういう声をずっと出し、あるいは出す機会を作っていくことが大事だと考えております。是非、少しずつできることからこの住民委員会としてまとめて、かたちにするものを徐々に作っていただければとお願いをしておきたいと思います。微力ではありますけれども、豊見城市から一生懸命声を出していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。どうも、1年余、ご協力有難うございました。 新垣副委員長 異動で戻るということですね。 事務局 はい、一応。でも23日は一緒に参加しますので。来月までは一緒に活動しますのでよろしくお願いします。 諸見里委員
もう後任は決まったんですか。 事務局 はい、一応内定ですね。来月、紹介したいと思います。 住民委員会による現地踏査を 大城順子委員
最後にいいですか。実は仲宗根さんは今日、見えてないんですけれども、仲宗根さんはお家の近くが10カ所の内に選定されてすごく気になさっていらしたので、こういうこともあるからだと言うわけではないですけれども、私たち住民委員会は地図で見るだけでは分かりませんよね。分かりますか。感覚として全然分からないんですよ。やはり現地踏査と言うんですか、それを私たち住民委員会で行うことはできないんでしょうか、如何でしょうか。別にそれを見たからどうのと言うわけではないですが。 事務局 可能だと思います。 大城順子委員
実感するには必要なことではないかと思うんです。住民の立場でものを考えるということであれば、そうではないでしょうかね。仲宗根さんを先月拝見してこう思いました。 諸見里委員
別の地域も見られる? 大城順子委員
それは別の地域も見ておいたほうがいいんじゃないですか。 諸見里委員
私は自分の地域をちゃんと見せてもらうつもりでおりますけれども。自分のところをね。 大城順子委員
自分の地域の、例えば西原町のほうが5カ所にとか最終的に残ったとしたら、別の地域も見たほうがいいんじゃないですか。そうではないでしょうかね。やっぱり仲間だからという気持ちなんでしょうかね。見たらまたよくないですかね。見たほうがいいんじゃないかと私は思いますけれども、如何でしょうか。
それから、新しく来られる方はごみの問題についての勉強はこれからし直しなさるんですか。こんなに事業が進んでいるのに、新しい事務局の方がそれではどうなるんですか。 事務局 大城順子さんがそんなに心配することではないですよ。これは行政ですからね、そういうスタッフは全部揃っていますのでね。 大城順子委員
選定された住民側はすごく困ると思うんです。私は前回の地元住民ですからね、その顔ぶれが変わったんですよ。本当に皆、逃げちゃったんですよね。要請先がいなくなるんです。 事務局 その辺の心配は全くないです。 大城順子委員
本当に地元住民として、要請先がなくなるようなことだけはなさらないようにお願いします。 新垣副委員長 住民委員会は行政に指示することはできないんですけれども、それを進めていく立場ですのでそれなりのスタッフはちゃんと揃えられているんですから、僕らはそこまで気にしないで自分たちのものを進めていけばいいんじゃないかと思っています。先にありました候補地10カ所ですよね。その辺を皆で見る必要もあるんじゃないという意見もありましたけれども、どんなですか。 吉田委員
見るというのは何を見るんですか。 新垣副委員長 場所をですか。 吉田委員
良い景色だなとか。 委員
周辺にどういうのがあるかとかさ。 吉田委員
漠然と行くんだったら行く必要はないと思いますけれども。 諸見里委員
絞られた段階で何カ所か見たいてすね。 大城順子委員
例えば、ここがやはりどういう土地なのかとか、近くにどういう建物があるかとかいう。それで3カ所とか何カ所とかに絞られた時はそれで絞られたのかなというような感じ、その感覚、ある程度やはり私たちもその用地選定に関しても意見を述べるべきではないかと思うんです。 吉田委員
10カ所全部見たいということですか。 大城順子委員
見に行くんだったら、そうじゃないでしょうか。だって何箇所かを見るというのは何かおかしいですよね。 事務局 10カ所見るんだったら、今月のほうが一番ですね。というのは、先ほどのスケジュールでもありましたが、4月になると5カ所に絞られますので。あるいは、5カ所でもいいということであれば4月以降にもできると思います。 大城順子委員
これは私個人の意見ですから、皆さんの意見によって私の意見は別に通らなくても構わないわけですから。ただ、これは一つの意見として提案しているだけです。 事務局 大城さん、先月、地図を上げたのはその意味合いもあるんですね。もちろん、南廃協は全然隠しているものでもないし、むしろ地図を付けているくらいですから、これは行こうと思えばいつでも行けるような条件ではあるんですね。場所も分かりますし……。 新垣副委員長 その辺はもう各自で、全体でやるというわけにはいかないはずですから、場所を見てチェックするというかどういうところが10カ所選定されているか、それを掴んで、それをまたどうするかは別の話であると思いますので……。 大城順子委員
それに関してどうこう言うつもりはないんですけれども。 委員
見ていく必要はあると思いますね。 大城順子委員
そうですよね。 委員
というのは、選定基準にこの場所からどれだけの距離に住民の家があるとか、近くに飲み水がないのかどうかということがありましたから、そういうのを見たり聞いたりするだけでもいいと思いますよ。 大城順子委員
私もそうではないかなと思います。やはり住民委員であれば見るべきではないかなと。仲宗根さんがすごく気になさってらしたのでね。やはり湧き水、私たち玉城村には120ぐらいの湧き水があるんですよ。知念村もそのぐらいあると思うんですよね。 吉田委員
ですから、見るなら見るで、見て何を評価するのかということを決めて行かないと、ただ行ってここは近いなと思ったから、感覚的に嫌だなと思ったというんじゃ説明がつかないと思うんです。同じ評価項目を持って評価する、若しくはこことは違う住民の視点を持った評価項目でもって評価するとか、こういう意図を持って行かないと行く意味がないと私は思います。 大城順子委員
もちろん、評価項目は大切です。 委員
選定基準が公表されてましたでしょ、あれに基づいて、照らし合わせながら見るのもいいと思いますけれども。 大城順子委員
そういうつもりで私は話しておりますけれども。 新垣副委員長 要するに、ちゃんとその通りチェックしているかどうかを確認するということですね。 大城順子委員
他の人が選定したのが悪いと言うわけではなくて……。 新垣副委員長 個人的にですが、あそこはこういう問題があるから、ここはいいということになったら、住民委員会がその場所を選定してしまうということになり兼ねないですから、それはちょっと難しいと思うので。 大城順子委員
委員会もそういうことになると責任が取れませんからね。 新垣副委員長 だからチェック項目どおり、ちゃんと本当にやられているかどうかという部分を検証する事も必要かも知れませんね。 事務局 評価もちゃんと公表することになっております。皆さんがこの場所についてどういう評価をして付けたかと、もちろん名前は出さないですけれども集計結果は全部出すことになっています。それと見比べるというのもいいかも知れません。

新垣副委員長 はい、今日はちょっと早いですけれども進行が終わりましたので、その他にも何点か出ましたけれども、今日の第11回住民会議はこれで閉会したいと思います。よろしいですよね。今日の11回会議をこれで閉めたいと思います。大変お疲れ様でした。

 
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